70年以上の歴史を持つ豊中三中は、各界でご活躍の有名人著名人も多く巣立っています。
このコーナーでは、同窓会が把握している範囲でご紹介できる方々を掲載しています。実際のところ3万人を越える卒業生のその後を全て知ることはかなり難しいのが実情で、公平を期すためにもできるだけ多くの方をご紹介したいと思っています。皆さんの周りで有名人著名人と思われる卒業生をご存知の方は、メールフォームから是非同窓会に情報をお寄せください。営利目的での掲載はできませんが、ご本人の承諾をいただいた上で掲載できればと思っています。
どうかご協力をよろしくお願いします。

前田憲男さん(1期:故人)

幼少時代に父から読譜を学ぶ。桜塚高校卒業後、プロジャズピアニストとして活動。ピアノ・指揮法を独学で習得。1955年に上京し、さまざまなバンドに参加する一方で、多くのテレビ番組のテーマ音楽を手がける。ビッグバンド向けのアレンジも多く、東京フィルハーモニー交響楽団のポップス部門音楽監督として編曲・指揮を担当。
荒川康男・猪俣猛とのピアノトリオ「WE3」「前田憲男とウインド・ブレーカーズ」。
2003年~大阪芸術大学音楽学科教授。
芸術祭奨励賞、1981年東京音楽祭「最優秀編曲賞」1983年レコード大賞「最優秀編曲賞」
日本ジャズ界最高の「南里文雄賞」
2008年レコード大賞「功労賞」
2015年第6回岩谷時子賞「特別賞」
三中とは、校歌の多彩なアレンジや創立50周年式典でのピアノ演奏、創立70周年記念DVDにも寄稿していただきました。
2018年11月25日 肺炎のため死去(享年83歳)

一色貞輝さん(2期:故人)

元大阪府議会議員
第19・20代 豊中市長
2011年8月29日 死去


池田芳夫さん(6期)

18歳から5年間、大阪交響楽団の前野繁雄氏に師事。 23歳で上京。ゲイリー・ピーコック氏に師事。大野雄二トリオ、佐藤允彦トリオ、渡辺貞夫カルテット、菊地雅章セクステット、日野皓正クインテット、高瀬アキとのデュオ、藤川義明イースタシアオーケストラ、ジャズファクトリー、宮沢昭カルテット等を経て、現在も自身のカルテット、ベースソロ、その他数多くのミュージシャンとのセッションで活動中。

加古隆さん(13期)

作曲家・ピアニスト。ジャズ・クラシック・現代音楽の要素を融合させた独自の作曲形式を確立。ピアニストとしては、自身の作品の演奏を中心に活動している。映像と音楽のコラボも数多く手がけ、映像音楽の作曲家としても活動の幅を広げている。自身のコンサートは世界各国に及び、オリジナルアルバムは50作品を超える。ピアノから紡ぎ出される透明な音の響きから「ピアノの詩人」「ピアノの画家」と称される。1980年代から被りはじめた帽子がトレードマークとなり、ステージでも身につけている。 コンサートは全て暗譜演奏。
三中60周年で『加古隆ピアノの響き』を開催し、満員の観客を魅了。
東京藝術大学作曲科卒、同大学大学院修了。
パリ国立高等音楽院卒。

長友貴樹さん(19期)

東京都調布市長。東京都市長会顧問。日本貿易振興会でフランスやベルギーに赴任。1991年から中央大学非常勤講師(国際関係論)。2002年『市民目線の市政』を志し、調布市長選挙に無所属で初当選、2018年に5選目を果たす。 武蔵野の面影を今に残す調布市の『新しい魅力の創出』と『参加・協働のまちづくり』を目指して、日々奮闘中。
慶應義塾大学法学部政治学科卒。

小林良彰さん(21期)

慶應義塾大学法学部教授。法学博士。ミシガン大学政治学部客員助教授、プリンストン大学国際問題研究所客員研究員、慶應義塾大学専任講師、助教授を経て1991年より現職。1994年カリフォルニア大学バークレー校日本研究所客員研究員、1997年ケンブリッジ大学ダウニング校客員教員。 21世紀COEプログラム「多文化多世代交差世界の政治社会秩序形成(平成15年度採択)」拠点リーダー、元日本政治学会理事長、元日本選挙学会理事長、公共選択学会会長、日本学術会議副会長。
慶應義塾大学法学部政治学科卒。

大西賢さん(22期)

日本航空(JAL)元会長。入社後、成田整備工場点検整備部に配属、点検整備畑を歩む。成田整備事業部生産計画グループ長、整備企画室部長、整備本部副本部長、(株)JAL航空機整備成田社長、本社執行役員、日本エアコミューター社長等を経て、本社社長、JALグループCOO(最高執行責任者)、日本航空インターナショナル社長歴任後、2012年、日本航空会長に就任。三中創立70周年に母校で講演。
東京大学工学部卒。

石橋民生さん(22期)

大和ハウス工業株式会社副社長。1979年同社入社後、取締役・常務・専務・代表取締役専務を経て、2001年、代表取締役副社長に就任。2014年、在京ラトビア共和国大使の関西における活動の支援と、ラトビア共和国と関西地域との経済・文化面での交流促進・支援、関西地域におけるラトビア共和国の観光情報等の発信に協力する役目を担う「在大阪ラトビア共和国名誉領事」に就任。

井奥成彦さん(23期)

慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾大学文学部史学科卒。明治大学大学院で博士(史学)を取得。『日本経済史1600-2000』(共著)、『19世紀日本の商品生産と流通』、『産業化と商家経営』(共著)、『日本の味 醤油の歴史』(共著)、『新視点 日本の歴史5』(共著)、『戦前期筑豊炭鉱業の経営と労働』(共著)、『醤油醸造業史の研究』(共著)等、著書多数。

小林理子さん(24期)

オカリナ奏者。幼少の頃より、リコーダーを西岡信雄氏に師事。 1996年よりオカリナ教室展開とともに講師を始める。関西各地においてリコーダーやオカリナの演奏活動を精力的に行う。近年活動の範囲を関東方面へも広げている。2003年「オカリナ生誕150年記念フェスティバル」(イタリア)にスィートポテトオカリナ合奏団のメンバーとして参加。 2004年にはソロで同地の「第2回オカリナフェスティバル」に参加。以降自身の生徒とともに度々同イベントに参加している。 2006年 1st.CD「RICONOSCENZA」発売。
NHK神戸文化センター、カワイ音楽教室講師。
ソロリサイタルやコンサートで活躍中。

柏木宏之さん(24期)

毎日放送アナウンサー。大学時代に毎日放送のアルバイトで、角淳一・笑福亭鶴光の『MBSヤングタウン』木曜日のADを務める。1983年、毎日放送入社。『アップダウンクイズ』のタイトルコールや西川のりお等と『MBSヤングタウン』日曜のパーソナリティを担当。2013年から『S☆1』で阪神タイガースとオリックスバファローズ主催試合のダイジェストを全国に伝えている。上方落語等の演芸や文学への造詣が深く、2005年から奈良大学通信教育部文化財歴史学科にも在籍。 MBSラジオで長らく寄席番組の席亭を務める傍ら、自身も落語を披露することもある。 2016年 三中創立70周年記念DVDでナビゲーターとして友情出演。 関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒。

向江昭雅さん(28期)

リコーダー奏者。大学卒業後、ミラノ市立音楽院古楽器科に留学。渡欧中はミラノ、ボローニャを中心に演奏活動を行う。 1990年帰国後は東京を中心に全国各地で活躍中。福岡古楽音楽祭、栃木[蔵の街]音楽祭など各地の音楽祭への出演、講師を務める。バッハ・コレギウム・ジャパンや新日本フィルハーモニー・オーケストラ等、ソリストとして国内の主要オーケストラへの出演多数。「イ・カラヴァッジェスキ」主宰。「シンポシオン」、「レ・サンク・サンス」メンバー。リコーダー・オーケストラ「デル・ソーレ東京」「デル・ソーレ大阪」指揮者。 NHK文化センターリコーダー講師。 『マンチーニ リコーダー協奏曲集』等、CD多数。
国立音楽大学楽理学科卒

紺野まひるさん(44期)

1994年宝塚音楽学校入学。1996年宝塚歌劇団入団。月組『CAN-CAN』で初舞台後、雪組に配属。入団1年目に『虹のナターシャ』で新人公演ヒロイン。2002年雪組トップ娘役に就任後、同歌劇団を卒業。 2003年、女優として再スタート。NHKの朝ドラ『てるてる家族』で、ヒロイン4姉妹の長女、フィギュアスケート選手役を演じる。
以降、『小早川伸木の恋』(フジ)、『スペシャリスト』シリーズ(テレビ朝日)、『なるようになるさ』(TBS)など、映画・ドラマで活躍中。

かとうかなこさん(45期)

4歳からアコーディオンをはじめる。 17歳でアコーディオンコンクール総合優勝、全仏コンクール第1位を獲得。 フランスから帰国後、コンサート活動を中心に舞台や演劇、映画などの音楽制作を行う。 2014年7枚目のソロアルバム「華やかなる日」をリリース。 ローランドから発売された V-accordion FR-1のイメージアーティストとしてイタリアでプロモーション映像を撮影し紹介されている。 自らの感情を委ねるように、蛇腹と呼吸を合わせながら風景の浮かぶ 演奏を続けている。 80歳を過ぎても演奏し続ける事が目標。楽器たちには愛称をつけ、ステージでもメンバーとして紹介している。

辻岡正人さん(46期)

映画「BULLET BALLET」で俳優デビュー。 23歳で「ロスト・バイ・デッド」で監督デビュー。東京での公開で劇場動員記録を更新、若者を中心に日本中に伝染し、全国劇場公開となる。以後「老獄/OLD PRISON」「JUDGEMENT」などを監督。トロントリールハート国際映画祭【監督賞】受賞。ハンブルク国際映画祭では監督特集で紹介される。 俳優では映画「クローズZERO」「極道の食卓」「まだ、人間」「くそガキの告白」などに主演。日経エンタテインメント「邦画に貢献と影響をもたらす人物」として【日本映画を動かす100人】【日本映画主演俳優ランキング】29位受賞。2014年、監督最新作「BLACK ROOM」が第67回カンヌ国際映画祭マルシュデュフィルム部門に正式出品となり、国際的評価を得る。 2016年 三中創立70周年に母校で講演。

新堂由暁さん(55期)

東京藝術大学卒業。二期会オペラ研修所マスタークラス修了時、優秀賞受賞。日仏音楽協会=関西主催第48回フランス音楽コンクール第2位ならびにフランス総領事賞・大阪日仏協会賞受賞。二期会ニューウェーブ・オペラ《セルセ》タイトルロールで二期会デビュー。新日本フィルハーモニー交響楽団、THE ORCHESTRA JAPAN等の在京オーケストラともソリストとして共演を重ねている。2020年から毎シーズン”ディズニー・オン・クラシック”にヴォーカリストとして出演する他、CM録音やテレビ番組への歌唱出演等、ジャンルの垣根をこえて幅広く活動を展開している。二期会会員。